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クリップは単なる制作会社ではありません。事業戦略を読み解き、戦術構築から実制作、運用支援まで、クリエイティブの視点からビジネスを総合的に支援できるのが私たちの強みです。
これを支える4つの領域(Business Design / Communication Design / Creative Production / Business Growth)のうち、本ページでは戦略とブランドを、ユーザーが触れる形へと具現化する「Creative Production(実装と展開)」についてご紹介します。
おしゃれにすることは、目的ではありません
Webサイトをおしゃれにしたい、かっこよくしたい、流行の動きを取り入れたい。こうしたご要望をいただくことは少なくありませんし、それ自体はもちろん実現可能です。
ただし、それらはすべて「表現の手段」であって、「目的」ではありません。どれだけ見た目が整っていても、達成したい目的につながっていなければ、ビジネスとしての意味を持たないと私たちは考えます。
ものづくりの出発点は「何の目的を果たすのか」
制作に入る前に、私たちが最初に確認するのは「このクリエイティブで、何を達成したいのか」という点です。
売上なのか、採用なのか、認知なのか、信頼なのか。この目的が定まらないまま進めると、判断の基準がなくなり、結果として「なんとなくよさそうなもの」をつくることになってしまいます。
ものづくりは、表現ありきではなく、あくまで目的から逆算して設計するプロセスを大切にします。
ブランドをぶらしてはいけない
目的を達成するために、強い表現や分かりやすい訴求を選びたくなる場面もあります。しかし、それが企業のブランドの軸から外れてしまえば、短期的な反応は得られても、長期的には信頼を損ないます。
どんな表現であっても、「この会社らしいかどうか」「在りたい姿と矛盾していないか」、常にこの視点の上に成り立っている必要があります。
企業の「言いたいこと」と、ユーザーの「知りたいこと」は異なる
多くの企業は自社の強みや伝えたいことを持っていますが、それをそのまま並べても、ユーザーに伝わるとは限りません。
ユーザーが知りたいのは、「この会社は自分にとってどんな価値があるのか」「自分の課題をどう解決してくれるのか」という点です。
そのために必要になるのが、情報設計、コンテンツマップ、ストーリー構成といったユーザー視点での整理です。クリップのものづくりの中核には、常にこの視点があります。
構造の上に、デザインは成り立つ
そしてその考え方は、「構造設計」にもつながります。デザインや演出は、構造の上にのってはじめて意味を持ちます。
どれだけ美しくても、どこに何があり、次にどう動けばいいのかが分からなければ、体験として成立しません。
そのため私たちは、ディレクトリ設計や画面設計、導線設計といった「体験の骨組み」を先に整えることを重視しています。見た目のインパクトよりも前に、「迷わず使えるか」「自然に理解できるか」を整えることが、成果に直結すると考えるからです。
UI・UX とその時代性は、プロの領域として担います
UIやUX、表現のトレンドは、時代とともに常に変化します。それらを都度、お客様が判断し続けることは現実的ではありません。だからこそ、その領域は私たちのようなプロが責任を持って担います。
時代に合った体験、現在のユーザーにとって自然な操作感。
そして、ボタンを押した時の心地よい動き(マイクロインタラクション)や、スクロールに合わせて展開される世界観の演出。こうした「感性に響く振る舞い」も、確かな実装力で実現します。
本当の差は、「目に見えない部分」に現れます
クリエイティブの品質は、見た目だけでは決まりません。「神は細部に宿る」という言葉がありますが、プロとアマチュアの決定的な差は、デザインの裏側にあるエンジニアリング(実装品質)に如実に現れます。
・構造化されたマークアップ
・アクセシビリティへの配慮
・SEOの基礎設計
・表示速度(パフォーマンス)
・画像や動画の最適化
これらは一見すると地味で分かりにくい部分ですが、検索順位やユーザーの離脱率、そしてサイトが長く使われ続けるかどうかに直結します。
見えない部分の欠陥は、知らぬ間に顧客を門前払いしているのと同じであり、ビジネスの機会損失を生んでしまいます。だからこそクリップでは、こうした当たり前の品質を淡々と、しかし徹底的に積み重ねていく姿勢を大切にしています。